しゃんぶるだんふぁんです。
人気ゲーム『あつまれどうぶつの森』で、映画をモチーフにした島を作っています。

自分の島のメインエリアは完成したものの、今回どうしても追加したい作品ができたので、再現してまとめました。その作品は、丸尾末広の漫画作品『少女椿』です。

もとは浪花清雲作の街頭紙芝居『少女椿』を漫画家の丸尾末広氏がエログロ・怪奇性を押し出した作風で大幅に脚色したものが本作になります。ガロ系漫画の代表作として名高く、これまでにアニメ映画化、実写映画化、舞台化もされている作品です。
本記事では、この『少女椿』に登場するキャラクターをあつ森の服やマイデザインで再現した様子や、名場面を再現した様子を紹介していきます。また、少々難解なストーリーについても考察しています。(ネタバレも含みます)
あつ森で再現したみどりちゃん

| ・ワンピース(マイデザイン) ・おおきなリボン(きいろ) ・かぎばりあみソックス ・ストラップシューズ(赤) |
少女椿の悲劇のヒロイン、みどりちゃんはおかっぱヘアに黄色いリボンとおそろいのワンピースがポイントです。物語後半でワンダー正光の寵愛を受けるようになってからは、だんだんファムファタル感も出てくる肝の据わった主人公です。
あつ森で再現したワンダー正光

| ・こあくまなツノ ・あごひげ ・ダブレット ・スラックス(ブラック) ・アランニットのソックス ・ギリ―ブロークス |
ワンダー正光の再現です。みどりちゃんたちの見世物小屋にやってきて、瓶の中に出入りするショーを披露し一躍人気者になる小人のおじさんです。ツノのような髪型があつ森にはなかったので、こあくまなツノで代用しました。
普段は物腰のやわらかい紳士的な男性ですが、みどりちゃんへの執着がすごく、とても嫉妬深い一面があります。あと小人であることにかなりのコンプレックスがあるようで、その点を馬鹿にされ激怒し、ショーをめちゃくちゃにしたこともあります。
あつ森で再現したカナブン

| ・おおきなリボン(きいろ) ・マイデザインのタンクトップ ・デニムショートパンツ ・デイリータイツ(グレー) ・カンフーシューズ |
星のタンクトップにポニーテールが特徴的な美少女。実はフタナリで、親方の色子というなかなかな設定です。一座の中では年齢的に幼いこともあり、大人より残酷なことを平気でしでかしたりします。

それでもみためがかわいくて無邪気なので、少女椿のキャラクターの中でかなり人気のあるキャラクターです。
あつ森で再現した鞭棄

| ・ミイラのかぶりもの ・やんちゃながくせいふく ・がくせいふくのズボン ・げた |
包帯で顔がほとんど隠れているのに、世間ではこの漫画のイケメン枠扱いされているキャラです。みどりちゃんを夜這いしたりいじめたりのとんでもねえ男ですが、ツンデレながらも本当にみどりちゃんが好きらしく、ワンダー正光に目をつけられてしまいます。
本当はミイラのかぶりものの上に学生帽を被せたかったのですが、かぶりものは1つまでなので被せられなかったのが残念です。
あつ森で再現した蛇女紅悦(へびおんなべにえつ)

| ・ぼうさいずきん(グリーン) ・マイデザインの着物 ・げた(紫) |
頭巾をかぶった怪しげな女性。蛇を使った芸を得意とします。
この作品のお色気ポジション。赤座や鞭棄と身体の関係があったり、親方に色仕掛けでお金を工面してもらおうとする一面があります。
あつ森で再現した人間ポンプ赤座

| ・アイパッチ ・あごひげ ・マイデザイン ・コーデュロイボトム(キャメル) |
怪力おじさん。眼帯がポイントです。みどりを投げ飛ばすなどのいじわるをしていましたが、勘のよい男なので後半はワンダー正光を怒らせないよう身の振りをわきまえていました。
あつ森で再現した親方(嵐鯉治郎)

| ・きちょうのぼうし ・あごひげ ・サーモントめがね(ブラック) ・はんてん(紺) ・コーデュロイボトム(ライトグレー) ・ギリ―・ブロークス |
みどりちゃんを騙して見世物小屋に引き入れた張本人。メガネとはんてんがポイントです。
芸は見物人の子どもにバカにされるレベルのことしかできません。よくワンダー正光にゴマすりしています。カナブンを色子として可愛がっています。
少女椿の名場面を再現
少女椿にはミームになるほどの名言や名場面が数多く存在します。
再現した一場面を紹介していきます。
「フン、みどりめ」

みどりちゃんがみんなに内緒で可愛がっていた子犬たちを、カナブンが見つけてしまいます。このシーンはグロすぎるからか、のちに出た改訂版ではカットされているシーンがあるくらいです。
少女椿名場面「犬ぅ?」

久しぶりに肉の入っているごはんが出て、大喜びの一座。「よく肉を買うお金なんてあったなあ」と聞いた仲間に対してカナブンが「買わないよ。犬の肉なんて、売ってるわけないだろ」と返します。
その一言ですべてを察したみどりちゃんは、自分の取り皿を落として呆然とします。
みんなもなんとなく察して「泣くほどうまかったのか」「ご苦労なさったのねえ」とニヤニヤしながら意地悪を言います(その後ろでカナブンはみどりに向かってあかんべをしています。笑)
少女椿名場面「もういぢめねぇからよ」

見世物小屋にワンダー正光がやってきたことにより、ショーは大盛況。ワンダー正光に可愛がられているみどりちゃんの待遇もよくなります。
しかしその状況が面白くない鞭棄は、みどりちゃんに意地悪をするものの、本当はみどりちゃんが好きなので、1人でいるみどりちゃんに話しかけにいきます。
みどり
さっきは悪かったな ごめんな
もういぢめねえからよ
なかなおりしようぜ な わかるだろ
俺は本当はおまえが好きなんだ
私はこのシーンの原作のみどりちゃんの表情がとっても好きなんですね。鞭棄の顔を見ようとはしませんが、嫌そうな表情でもないし、いいよともダメよとも何も言わない。みどりちゃん、いつのまにこんなファムファタルに…と思いました。
少女椿名場面「さらば鞭棄」

先ほどのみどりちゃんと鞭棄の様子を見ていたワンダー正光の幻影術で、鞭棄は蟻地獄にのまれてしまいます。男の嫉妬を思い知るワンシーンです。
少女椿名場面「桜の森の満開の下」
ラストシーンを再現しました。ちなみにタイトルの『桜の森の満開の下』は、坂口安吾の短編小説のタイトルと同じです。
幻術使いのワンダー正光に自分の見たかった幻を見せてもらったみどりちゃんですが、最後は地獄のような幻に苦しめられるという、なんとも悲惨なラストです。


少女椿の個人的な考察
少女椿は余白の多い作品なので、読者が自由に解釈ができるのもよさであります。個人的に気になったシーンについて語っていこうと思います。
カナブンが髪を切った理由
作中ではカナブンがラストに髪を切った理由は一切説明されていませんが、おそらく親方に置いてかれて、色子でいる必要がなくなったからではないでしょうか。カナブンは最後のシーンで、髪を切っただけではなく、長ズボンを履いています。


今後は男の子として生きていく決意みたいなものだったのかもしれません。
蛇女紅悦は意外といいやつかもしれない
物語の序盤で、紅悦、赤座、鞭棄が大人なことをしている場面を見てしまうみどり。気づいた赤座と鞭棄が「みどりも混ざれよ」と誘ってきたときに、紅悦は「およしよあんな小便娘、私がまとめて面倒見てやるよ」みたいなことを言っています。
深い意味はないのかもしれませんが、さすがにみどりにこいつらの相手をさせるのは可哀相だと、ひょっとしたら思ったのかもしれません。もちろん本当のところはわかりませんが、赤座や鞭棄に対して恋愛感情があるといった描写もないので、みどりに嫉妬したから遠ざけたというわけでもなさそうです。
女の嫉妬がない点についてはさわやか
見世物小屋に入ったみどりちゃんに対してありとあらゆるいじわるをするみんなですが、実はこの作品、女の嫉妬という面は全くといっていいほど描かれていません。
蛇女紅悦もカナブンも、みどりちゃんが自分より若いからかわいいから、今まで自分を気に入っていた男がみどりをかまうようになったからいじめるとかではないんですね。シンプルに面白がっていじわるをしています。それもそれでどうなんだと思いはしますが(笑)嫉妬がない分、彼らのいじわるには潔さ、すがすがしさすらあります。
対照的にみどりちゃんを好きな男の方は嫉妬と独占欲でいっぱいなのも面白いです。
まとめ
あつ森で再現した少女椿でした!全然世界観の違う2つですが、かなりいい感じに再現できたんじゃないかと思います。私が思う少女椿の魅力は
| ・エログロナンセンスなのに文学的 ・残虐非道でインモラルなのに魅力的な登場人物 |
この相反する要素が両立している独特な世界観こそ、カルト漫画の傑作と謳われる所以ではないかと思っています。私はこの作品に出会えて、日本に生まれてよかったなと思えました。機会があれば、ぜひ見てみてください。
Youtubeに再現写真のまとめ動画をアップしました。しゃんぶるだんふぁんYoutube
ドット絵の記事をたくさん書いている私ですが、本来の活動はアイロンビーズやビーズでドット絵、ゲームモチーフのかわいいアクセサリーをたくさん作っている人です。

あとあつ森100時間以上やりこんでいる人です。島に遊びに来てね。

| マイデザイン作者ID:MA-2312-7885-4682 ゆめばんち:DA-0690-9341-8811 ツクッターID:RA-5693-1498-0236 |

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