しゃんぶるだんふぁんです。
今日は、ポケモン初代の人アイコンについての特集です。初代ポケモンには54種類の人間アイコンが存在します。フィールドアイコンのほとんどはモブアイコンの使いまわしですが、主人公、ライバル、オーキド博士のような専用アイコンも存在します。そんな専用アイコンを勝ち取ったキャラクターとアイコンを見ていこうという企画です。
前提：初代はジムリーダーがモブアイコン
初代のポケモンはジムリーダーがほぼ全員モブアイコンです（赤緑青だとなぜかセキチクジムのキョウだけ専用アイコンですが、後作のピカ版ではモブに降格していますｗ）つまり専用アイコンを持っているキャラクターは、ジムリーダーを超えた待遇といえますよね←
そんな専用アイコンを持ったキャラクターが初代では13人存在するので、それぞれ見ていきましょう。結構意外なキャラクターもいて、面白いです。
マサラタウンのみなさん
マサラタウンは主人公のふるさとなだけあって、専用アイコンのキャラクターが5人も登場します。この時点で全専用アイコンのうちの1/3以上をしめています。
主人公、ライバル、オーキド博士
まあこの三人が専用アイコンなのは至極当然というか、むしろこの三人がモブアイコンだと世界観が成り立たないレベルなので妥当です。よく見ると主人公とライバルは色違いのリュックをしょっている…？仲良しじゃねえか。
主人公のお母さん
ゲーム上の役割としては、ポケモンセンターのないマサラタウンで主人公のポケモンを回復してくれる存在ってくらいです。しかし、たった一人のお母さんがモブアイコンだったらそれはすごく嫌です。今回はじめてまじまじとデザインを見ましたが、エプロンをつけています。
ライバルのお姉さん
いいとこのお嬢さんのようなアイコンで好きです。ライバルのお姉さんは冒頭にタウンマップをくれる以外ではそれほどゲームの進行に関与しません。なので、わざわざ専用アイコンを作るほどかな…？とは正直思いました。
でもタウンマップっていわゆるこれから始まる冒険の全体像が見られるアイテムなわけで。そう考えるとそれを最初にくれるキャラクターってのは重要なのかもしれません。
ちなみに私は最初にポケモン初代をプレイした際、タウンマップの存在に気づかず、お姉さんから受け取ることなく冒険をスタートさせましたね……
宿敵の皆さん
ロケット団のリーダーサカキや、四天王の四人が専用アイコンです。いわばラスボス的トレーナーたちですね。
サカキ
ロケット団のボスであり、最後のジムリーダーであるサカキさま。これは妥当な専用アイコンです。ちなみにピカチュウ版だと、ムサシとコジロウも専用アイコンで登場します（しかもオリジナルの戦闘BGMもあるので、ある意味サカキ超えの待遇といえます）
詳細は、ピカ版限定の人アイコン記事で紹介しています。
四天王の皆さん
ジムリーダーはモブアイコンの初代ポケモンですが、さすがにポケモンリーグ四天王の4人は専用アイコンがあります。
カンナ
カンナのエリアで魚釣りやなみのりをして遊んだ人は私だけじゃないはず…（ポケモンはすごいつりざお以外を使えば釣れますよ～）
シバ
ドットでも上裸なのがわかります。
キクコ
オーキドのジジイとどんな関係だったのでしょう。
ワタル
マントおとこ。リアルでいたら怖い。
えっジムリーダー超え待遇ですか…
ここまでで紹介してきた人たちは、物語の中でも大事なポジションなので、まあ専用アイコンがあっても違和感のない人たちでした。ですがここからは「えっこの人専用アイコンなの…？」ってキャラを紹介していきます。
サントアンヌ号の船長
物語の進行に欠かせない、いあいぎりのひでんマシンをくれます。たしかに出会わないと物語が進められないキャラクターではあるのですが、ジムリーダーですらモブアイコンの環境下で、わざわざ専用アイコンが用意されています。
そもそもサントアンヌ号自体が、一度出港してしまうと二度と乗船できないダンジョンだったり、オリジナルのBGMが用意されていたりで、なかなか特殊なエリアではあるんですよね。つまり船長も出港後はお目にかかれないレアアイコンといえます。
フジ老人
ポケモンタワーの最上階にいるロケット団を撃破後、ポケモンのふえをくれるおじいさんです。このキャラクターもストーリーを攻略する上では確かに必ず助けないといけません。ただ、そのイベントだけで専用アイコンをもらうほどだろうか？とはなるんですよね。
実はフジ老人には裏設定がありまして。ゲーム上では名前のみ登場する、ミューツーを作った人物とされる、フジ博士（ポケモンやしきに残った日記を書いた人）。これ実はフジ老人なんですよ。
初代のゲーム内では、伏線もかなり少ないので普通に遊んでいてもまずわかりませんが、赤緑をベースにしたポケットモンスター・ジ・オリジンというアニメで、フジ老人がフジ博士であることは断言されています。
南アメリカでミュウを発見し、ミューツーの生みの親だという裏設定も知った上でなら、専用アイコンにも納得です。笑
サファリゾーンの園長
入れ歯をなくして「はひふへ」言ってるおっさんですね。このおっさんも助けるとかいりきのひでんマシンをくれます。ポケモンリーグに行くためのチャンピオンロードでこのかいりきは必須になるため、ストーリーの進行上、必ず入れ歯を見つけてあげないといけません。
専用アイコンをもらうほどのキャラクターかというと微妙ですが、たしかにモブアイコンだと気づかずスルーしちゃいそうな感じではあります。
意外な専用アイコンの人たちの考察
三人の共通点としては、物語の進行に必須なアイテムをくれるという点です。モブアイコンだと話しかけないプレイヤーもいるため、まあ必要な配慮かもしれません。
ただ、ストーリー攻略に必須なひでんマシンをくれるキャラはみんな専用アイコンなのか？といえば、実はそんなこともないんですよ。なのでそこらへんのさじ加減はちょっとわかりませんが、三人が専用アイコンだったのはストーリーの進行に必須なアイテムをくれるからと考えるのが妥当かなと思います。
個人的な感想ですが、彼らに専用アイコンがあってマサキがモブアイコンなのは不憫です。ボックス管理してくれてるのに…笑
オマケ ほぼ専用アイコン
ここでは惜しくも専用アイコンではないと判断されたレアキャラたちをご紹介。
セキチクのジムリーダーキョウ
初代の赤緑青では、サカキを除けば唯一専用アイコンを持っているジムリーダーです。ただ気になるのは、後作のピカチュウ版ではモブアイコンになっている点です。キョウだけ特別扱いするのは不公平だってなったんでしょうか。
別記事で考察してみました！初代ジムリーダーアイコン
それにしてもキョウは、次回作の金銀版だと四天王に昇格していますし、なにかと優遇されているジムリーダーですね。
おーす！みらいのチャンピオン！兄貴
ジムの前にいつもいて、アドバイスしてくれる兄貴ですね。ジムにいる全員を同一人物とするなら専用アイコンと説明してもよさそうではあったんですが…
実はこの兄貴、タマムシシティに二人います。
タマムシシティの食堂に、スロットで有り金ぜんぶ使ってしまったNPCがいて、話しかけるとコインケースをくれます。しかしこのNPCとは別に、タマムシのゲームコーナーにいくとスロットうちまくり中のチャンピオン兄貴がいて、エリカ攻略のアドバイスをしてくれます。笑
この二人を別人とするならコインケースをくれる兄貴はモブということになるので、専用アイコンとは言えなくなります。とはいえ、スロット兄貴のなれの果てが食堂の兄貴というとらえ方もできるので、非常に微妙なところです。笑
実はこの兄貴にも開発時のオモロイ裏設定があります。
みらいのチャンピオンの正体
のんだくれじいさん
ギャンブル狂いの次はよっぱらいです。ちゃんと頬が赤くなっていて、よっぱらいだとひとめでわかるドット絵です。
このおじいさんのアイコン自体はモブですが、よっぱらってたおれている姿はストーリーの序盤でしか見ることができない貴重なアイコン。酔いがさめたあとはポケモンのゲット方法を実演してくれるおじいさんになります。
というわけで最後のオマケで紹介しました。
まとめ
ポケモン初代に登場する専用アイコンの紹介でした。マサラタウンや四天王のほかにも、意外なキャラクターに専用アイコンが与えられているとわかって少し驚きでした。登場するすべてのアイコンについての解説はこの動画で紹介されていました。
↓ポケモンヒトアイコン記事はこちらにまとめています。
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