しゃんぶるだんふぁんです。
このブログでドット絵のデザインや小ネタを何度か紹介してきたMOTHERシリーズ。私もSwitch Onlineで遊んでいたのですが、最近ついに1、2、3の全シリーズをクリアしました。なので今回はシリーズごとの感想やドット絵について感想をまとめていきます。
MOTHER1の感想
ストーリー、操作性について
ストーリー、ドット絵、BGMといった世界観はシリーズの中でいちばん好きでした。
ただ、敵とのエンカウント率があまりにも高い、マップが無駄にだだっ広い、もちものがすぐいっぱいになるし預けられる場所があまりにも少ない、といった、操作性の面でめんどいな～となる点が多かったです。
ドット絵について
ドット絵に関して言えば、このシリーズのドット絵がいちばんすきです。私のなかでのいいドット絵の定義は、「少ないドット数で何が表現されているのかわかる」なので、ポケモンシリーズなどでも初期のドット絵が好きです。個人的に刺さったドット絵を別記事でまとめています。
MOTHER2の感想
ストーリー、操作性について
ネスが初代スマブラに登場したこともあり、いちばん知名度が高そう。1で不便だった点がほぼ改善されていて、RPGゲームとしてのクオリティがシンプルにめちゃくちゃ上がった印象。特に敵がシンボルエンカウントになった点は大きかったです。
敵がアイコンで表示されるようになったので、よけられるようになりました。
新しく追加されたバトル要素
| ・敵とのバトルがシンボルエンカに変わる ・エンカ時の向きでバトルの有利度が変わる ・HPがドラムロール式 ・ザコ敵が逃げる、ワンパンで倒せる ・ぬいぐるみがサンドバッグに ・頭にきのこ生えたりダイヤになったりする |
ぬいぐるみがプレイヤーのかわりにダメージを負ってくれる、頭にきのこが生える状態異常など、MOTHERシリーズならではの独特な設定が面白いです。
新しく追加された便利要素
| ・エスカルゴ運送 ・どうぐやのかんばん ・マッハピザ |
オマケ 写真屋さんが記念写真を撮ってくれる
ドット絵について
主人公たちのななめの角度のドット絵を作ったのがすごいなと思いました。こういうゲームってだいたい正面、後ろ姿、横のドット絵なので。あと主人公が自転車に乗るのも面白かったし、自転車に乗っているドット絵がなかなか細かくて感動しました。
2は基本的にキャラデザインもストーリーも、シリーズで一番シュールな作風に仕上がっている印象でした。必要なさそうな小ネタも豊富で、遊び心満載という印象です。
MOTHER3の感想
ストーリー、操作性について
1と2は主人公の少年の冒険RPGだったのが、3は章だての構成で、章ごとに操作するキャラクターが変わる群像劇のような構成になっています。
そしてストーリーがシリーズ史上最も暗い…！小花美穂さんの『パートナー』という作品を思い出すストーリーでした。
それでも、シリーズの集大成にはふさわしいエンディングだと感じました。最後はめちゃくちゃ泣けます。機能面に関しては2のいいところがのまま引き継がれています。
新しく追加された要素
| ・サウンドバトル ・Bボタン長押しでキャラが走る |
サウンドバトルは、自分たちの攻撃時にBGMのリズムに合わせてAボタンを押すと連続攻撃ができるシステムのことです。曲によって結構ムズカシイものもあります。連続攻撃できなくてもクリアは可能ですが、最大で2倍以上のダメージをくらわすことができます。
ドット絵について
2と3ではどうぶつのドット絵デザインがだいぶ変わった印象。2でアイコンとして登場する動物は犬、猫、サル、ネズミなどで、2ではどことなくクセの強いデザインだったのが、より実際の動物に近い、かわいらしいデザインになった印象。
2のねずみ
3のねずみ
あと3からはアイテムにもそれぞれドット絵が用意されています。
すっきりミントのドット絵
MOTHER全シリーズ共通で面白かったポイント
MOTHERシリーズは比較的王道なRPGゲームですが、コピーライターの糸井重里さんがゲームデザインを手がけたこともあって、ゲーム内の台詞やアイテムの設定がなかなか個性的でした。全シリーズに共通していた、印象に残った仕様を紹介していきます。
主人公や必殺技、すきなたべものを設定できる
ゲームのスタート時に、主人公と仲間の名前を設定することができます。さらには「かっこいいとおもうもの」と「すきなたべもの」も聞かれます。
私は最初遊んだとき「かせりょう」と設定してしまったのですが、なんとかっこいいと思うものは必殺技の名前になるようで、主人公が「PKかせりょう」という技で敵を倒すのには笑ってしまいました。すきなたべものは、実家に帰るとお母さんが食べさせてくれます。
これはふざけてハム太郎RPGにしたときのデータです。字足らず。
NPCの台詞がシュール
全シリーズを通して登場キャラクターたちの台詞がシュール。言葉のプロ、コピーライターの糸井重里さんが台詞を考えているからなのでしょう。
まとめ
MOTHERシリーズをそれぞれ遊んでみた感想でした！ニンテンドースイッチオンラインに加入していれば全シリーズ遊べるので、この機会にやってみてくださいね。
MOTHERの記事をまとめたタグはこちら
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