しゃんぶるだんふぁんです。
自分は映画をみていて職業柄か「このアクセサリーかわいいな~」と映画のストーリーそっちのけでアクセサリーに注目してしまうことが多々あります。そんなアクセサリーネタがたまってきたので、今日は私が気になった映画に登場したアクセサリーを紹介していきたいと思います。
映画のストーリーに関係あるものから、全然関係ないけどお洒落でかわいいものなど色々ありました。結構有名な作品が多いのですが、細かすぎてその作品を観たことがある人でもあまり覚えていないものが多いんじゃないかなと思います。それでは早速紹介していきましょう。
パラダイスの夕暮れ
フィンランドの映画監督、アキ・カウリスマキの労働三部作のうちの1つです。ごみ収集の仕事をする男性ニカンデルとスーパーのレジをクビになった女性、イロナのラブストーリーです。ラブストーリーとはいっても、主人公の男女どちらも寡黙で、かなり淡々と物語がすすんでいきます。
映画の中で、イロナはスーパーのバイトをクビになった際、腹いせにそのスーパーの金庫を盗んでしまいます。ニカンデルがその金庫を返すためにスーパーのスタッフルームに潜入するのですが、エレベーターを降りてすぐのところで、従業員らしき女の子とすれ違います。
その女の子がつけていたピアスが三日月のピアスなんですが、タテヨコ5センチ以上はありそうな、かなり大きめで存在感のあるモチーフでした。ビーズステッチで再現してみました↓
Night On Earth
ジム・ジャームッシュ監督作品。邦題は『ナイト・オン・ザ・プラネット』
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの同じ夜を舞台に、タクシー運転手と乗客の間で起こった5つの出来事を描いたオムニバス作品です。気になったアクセサリーは、ニューヨークのタクシー客、ヨーヨーの義理の妹アンジェラがつけていたイヤリングです。
monomyで雰囲気の近いイヤリングはデザインできました。
※monomyはパーツを組み合わせてアクセサリーがデザインできるアプリです。

愛しのタチアナ
こちらも『パラダイスの夕暮れ』と同監督、アキ・カウリスマキの作品。
不愛想な男2人がドライブ中に、港まで乗せていってほしいという2人の女性に声をかけられ…無口な男女4人の奇妙なロードムービー。気になったアクセサリーはホテルの店主の女性がつけていた、ハートモチーフにパールがじゃらじゃらついたイヤリングです。
4人がホテルを去る際に、女性の1人クラウディアがホテルの店主に「イヤリングをありがとう」と伝え、以降はクラウディアがこのイヤリングをつけています。どんないきさつでホテルの店主がクラウディアにイヤリングをあげたのかは作中で描かれていなかったので、ちょっと気になります。笑
さらば、わが愛
日中戦争、文化大革命など時代に翻弄される京劇役者の人生を描いた大作。私は「中国のベル薔薇」って呼んでます。笑 アクセサリーが印象に残ったというよりは、写真の通り、京劇ならではの装飾が素敵でした。monomyでデザインしたイメージピアス↓
エレファント
ガス・ヴァン・サント監督の、実際に会ったコロンバイン高校の銃乱射事件をテーマにした作品。なかなかショッキングな作品なので、覚悟してみることをおすすめします。
印象に残ったアクセサリーはカメラ少年のイーライがつけていた、フォークが曲がったデザインのバングルです。どこのブランドのものなのかはわかりませんでしたが、ティファニーなどで作られているようですね。ただ、イーライがつけていたものは柄に模様のついていない、シンプルなデザインだった気がします。
ラ・ジュテ
1962年のフランス映画。舞台は第三次世界大戦後の荒廃した世界で、9割9分静止画とナレーションだけで構成された実験的な作品で、上品で文学的なSF作品でした。
この作品では、主人公の男性がつけているネックレスが印象的でした。作中で、兵士だったときの認識票だったという説明のみされていたネックレスです。チェーンが太めで、いろいろなモチーフがじゃらじゃらついているデザインでしたが、ゴツさはあまりなく、洗練されたデザインでした。
パーツを集めて、再現したいなと思っています。
太陽の王子ホルスの大冒険
火垂るの墓で有名な高畑勲の初監督作品。のちの未来少年コナンを彷彿させるストーリーで面白かったです。本作のダークヒロイン、ヒルダが首にかけている『命のたま』が、ラピュタの飛行石のような存在感のあるアクセサリーでした。
ショップサイトにアップしました。

ミザリー
雪の中で事故にあったところをファンに助けられた人気作家のポール・シャルダン。彼女の親切に感謝するシャルダンだったが、次第に彼女の行動がエスカレートしていき…
スティーヴン・キング原作、サイコホラージャンルの金字塔作品です。印象に残ったアクセサリーは、ミザリーがつけていた金の十字架モチーフのネックレス。シンプルだけど存在感がありました。
レッド・ロケット
不適切にも程がある『マイ・フェア・レディ』
かつてポルノ界のスター俳優だったマイキーは地元のテキサスで奥さんの家に転がり込み、近所のドーナツ屋の女の子にひとめぼれ。彼女を口説いてポルノ女優としてプロデュースし、自分の再起をはかろうとするお話…
印象に残ったアクセサリーは、マイキーがひとめぼれした女の子、ストロベリーがつけていたいちごのネックレス。名前もストロベリーなので、彼女のトレードマーク的なアイテムになっていました。
ビーズで再現してみました。
ハンニバル
『羊たちの沈黙』から10年後のクラリスとハンニバル・レクターを描いた続編。 なんだかんだ好きで、3回くらい観ている作品です。 改めて観た際に、映画の中でレクター博士がつけている指輪がとても素敵だったので、ビーズステッチで再現してみました。
レオン
孤独な殺し屋と、家族を失った少女が出会う、あの誰もが知っている名作。マチルダがつけているチョーカーをmonomyで再現しました。
まとめ
映画に出てきた気になるアクセサリー紹介でした!アクセサリーに注目して映画をみる人は自分の周りにもあまりいませんが、映画の世界観をつくる大事な要素なので、注目してみると面白いなと感じました。今後も気づいたアクセサリーを紹介していきます。
この記事で紹介した映画は、music.jpで無料視聴が可能です。登録方法については、こちらの記事を参考にどうぞ。

ドット絵の記事をたくさん書いている私ですが、本来の活動はアイロンビーズやビーズでドット絵、ゲームモチーフのかわいいアクセサリーをたくさん作っている人です。

あとあつ森100時間以上やりこんでいる人です。島に遊びに来てね。

マイデザイン作者ID:MA-2312-7885-4682 ゆめばんち:DA-0690-9341-8811 ツクッターID:RA-5693-1498-0236 |
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